JR東労組 | 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER'S UNION

第334回 NHKスポーツ解説委員 刈屋 富士雄氏

 今回の政経フォーラムには、NHKアナウンサー及び解説者としてオリンピック実況では欠かせない存在となっている刈屋 富士雄氏にお越し頂き、現在の日本スポーツ界の問題点からテレビの報道のあり方まで様々お話をいただきました。
 冒頭で日大のアメフト部のタックル問題と相撲界の問題点を例に、「大学の体育会部活動にも蔓延する『上下関係』『暴力』『強要』という『パワハラ』を乗り越えてこそ、良い選手が誕生するとした旧態依然の体質を改めずには、今後の日本スポーツ界の発展は見込めない。その改革のチャンスが今度の東京オリンピック・パラリンピックだ」と語られました。
 また、オリンピック中継のアナウンサーとして多くの名言を産んできたのは、現場に立ち、取材を積み重ね、五感で感じ取り、言葉だけではなく、その場の価値判断と、更にタイミングが大切だということを、オリンピックの記憶に残る場面を織り込んで説明してくださいました。

 最後に、アナウンサーとして若者を戦地に送ることを繰り返してはならないとの先輩の教えを、後輩に伝えているとお話くださいました。
 詳細は「セミナー」に掲載します。

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