JR東労組 | 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER'S UNION

第321回 小山 國正氏(2017年4月26日)

バス職場の現状とストライキを背景とした闘いについて

~36年ぶりに誠意ある回答が得られずストライキに突入する~

 今回の政経フォーラムは、2016年12月4日に36年ぶりにストライキを打ち抜いた臨港バス交通労働組合の小山執行委員長をお招きし、今回ストライキをおこなうまでの経緯と、臨港バス交通労働組合の活動の歴史についてお話しいただきました。

 36年ぶりのストライキは、賃上げのためではなく、公共交通の安全を確保するためと、組合員を守るために要員不足を解消し、乗務員の労働条件の改善を求め会社と議論してきたが、会社から誠意ある回答を得ることができなかったためストに突入したことが話されました。そして、バス業界の要員不足の原因の一つに”キツイ・厳しい・安い”というバス業界で蔓延する体質があり、全国的に改善されていない現実があることもお話しいただきました。

 今回のストライキは職場の仲間と、連帯する仲間がいたからこそたたかうことができたと実感をもって話していただきました。そしてこれからも、魅力ある職場、バス業界をつくっていくために組合員と仲間と共にたたかっていく決意も述べられました。

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