JR東労組 | 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER'S UNION

第314回 松尾雄治氏(2016年9月29日)

「組織のリーダー像」

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 第314回政経フォーラムは、「組織のリーダー像」と題して元新日鉄釜石ラグビーチーム監督の松尾雄治氏にお越し頂きました。
 松尾氏はラグビーというスポーツを通じて、人は一人では生きていけないこと、人にはそれぞれ長所と短所があり、長所を伸ばしていくことが成長していくには重要なことであること、喜んでいる、悲しんでいる、怒っているなど、相手の心を感じ、気遣うことを学ぶ場であったと述べました。また、父親から「自分の限界を自分で決めるな」と教わったことが何事も諦めずに粘り強く取り組む自分の生き方に影響を与えたとも述べました。
 そして「リーダー」とは、チームの弱いところをお互い助け合いながら克服していくという雰囲気づくりが大切であること、繰り返し練習をして乗り越えることで仲間との絆を強め「次は勝つぞ!」と選手の心に火を付けることがリーダーの仕事だと力強く訴え、そのためのディスカッションやコミュニケーションは非常に重要だと話されました。
 松尾氏の明るい人柄があふれ、笑いの絶えない講演でした。

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