JR東労組 | 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER'S UNION

第310回 中島岳志氏(2016年5月24日)

「安倍政権の本質」

 0P5A9033『報道ステーション』のコメンテーターを務め、「週刊金曜日」の編集委員でもある中島岳志氏をお招きしました。
 中島氏は講演で、政治学者は安倍政権をどう見ているか、安保法の強行採決、歴史認識について語って頂きました。そして、安倍政権の進める政策は、合意形成を無視して国家が価値観を決める方向(パターナル化=タカ派)へ進んでいる事に強い警鐘を鳴らしました。その上で、対抗できる政治勢力はリベラルな保守や社会民主主義をも巻き込み、国民に具体的な政策を示していくことが必要であると述べました。
 また安倍政権の巧みなメディア支配は、政権が直接圧力をかけるのではなく、マスコミ関係者や国民一人ひとりの内面に潜む権力に対する萎縮・自粛を狙っていることを歴史の事実を紹介しながら提起し、安倍政権のつくり出す”忖度する「空気」”が、私たちの日常に入り込んでくる危険性についてわかりやすく反して頂きました。

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