JR東労組 | 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER'S UNION

第304回 藤井敏嗣氏(2015年11月20日)

わが国の火山活動の現状と今後

 304火山噴火予知連絡会会長であり、山梨県富士山科学研究所である藤井敏嗣氏をお招きしました。
 藤井氏は箱根群発地震に触れ、噴火していないのにも関わらずマスコミは連日報道し、風評被害を生み出していた現実があったことや、危ないときは危ない、安全なら安全と情報を正確に流すべきだと述べました。
 また、経験則による噴火予知には限界があることや、噴火がどのように推移するか予測がつきにくく、他の火山の予測を適用できないなど、噴火予知の難しさを教えて頂きました。
 そして、わが国では火山情報の発信を火山監視の専門ではない公務員がおこなっており、短期間での転勤があるなど、火山監視体制の課題についても述べられました。

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