JR東労組 | 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER'S UNION

「国民投票まであと1年!!憲法改悪絶対反対!!鉄路でつなぐ連帯で、平和を築く大集会」開催

 10月30日、大田区民ホール アプリコ・大ホールにおいて、1300名を超える組合員が結集しました。

 この集会は、JR東労組結成30年を記念したシンポジウムの第3弾の内容も含み、10月22日投開票された第48回衆議院選挙結果を受けて、安倍政権による憲法改悪の流れがさらに加速する危惧がある中で、平和・人権・民主主義を守るために憲法改悪に反対し、国民投票を視野に入れた連帯の輪をさらに大きく広げるための意思統一をおこないました。

小林節氏講演:今の「壊憲」にどう向かい合うか?

 集会では、慶應大学名誉教授の小林節氏をお招きし、安倍政権が進める憲法改悪にどう向き合うかという内容で講演を受けました。小林氏は安倍政権の憲法観を厳しく指摘したうえで、「憲法改悪を食い止めるには国民投票で否決するしかない!マスコミや政府の宣伝に騙されることなく、絶対に棄権しないで憲法改正反対にマルをつける仲間をさらに拡大していこう!」と述べました。

 

 

 また、青年部の「平和政策実現プロジェクト【沖縄】」が中心となって学んだことをもとにしたJR東労組が打ち出す平和政策についても紹介し、沖縄の米軍基地が観光産業の阻害要因になっている現実をふまえ、鉄道を“平和のシンボル”として位置づけて鉄軌道を日本の南北、そして世界へと繋げていく“平和鉄道”構想を掲げて市民・労働者の連帯を強化することを確認しました。

 

 

 そして、リレートークでは只見線の復旧・存続に向けた取り組みと今後の課題(東京地本)、9条連の市民運動との連帯したたたかいの教訓(盛岡地本・青森支部)、JR山田線の早期復旧を求める市民の会から、地域と連帯した運動づくりの重要性についてお話しいただきました。

新たな安倍政権でも衆議院の3分の2を自公が占め、当選した議員の84%が改憲に賛成しているという厳しい情勢の中でも、市民・労働者が市域からしっかりと「憲法改悪反対!」と声を上げていかなければ、日本は再び戦争への道に突き進んでしまいます。

 この集会の議論を新たな憲法改悪反対のたたかいのスタートにして、内外の憲法改悪に反対する仲間との連帯を強化して平和・人権・民主主義を守り抜くためにたたかいを強化しよう!

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