反弾圧のたたかい

第53回公判報告

検察側「中身のない質問」で時間つぶし!?

 9月28日、「えん罪・JR浦和電車区事件」第53回公判が行われました。
 今回も、小黒さんに対しての検察側反対質問が行われました。その後、弁護側による最終質問、裁判所側からの補充質問が行われ、小黒さんに対する被告人質問のすべてが終了しました。

 検察側の質問は、重要なポイントもなく、単に時間を稼ぐために行われている、消化的なものでした。検察側は、小黒さんの真実の証言と、真摯な態度によって、証言をくつがえすポイントがないために迷走している状況でした。

 これで、7名全員の被告人質問がやっと終わりましたが、検察官が検察側立証(検察側の証人や証拠による事件の立証)終了後にもかかわらず、さみだれ的に証拠物を提出してきたことにより、再度、上原さんに対して被告人質問を行うことになりました。

 来年に控えている第一審判決の完全無罪をかち取るため、全組合員一丸となって「秋のたたかい」を成功させよう!

焦り・混迷を深め、“真実”に打ちのめされた検察側!

 検察側の質問は、前回と同様に異常な早口で行われ、裁判長から再三注意を受けるほどでした。小黒さんの証言をくつがえすことができないことに対する「焦り」が強く感じられる状況でした。さらに質問の内容も非常にうすく、主旨がわからない質問の繰り返しでした。まるで、意図的に「時間つぶし」をしているような消化的な質問をしていました。

 検察側は、小黒さんが行ってきた真実の証言により、取調べ検察官の「脅迫的」言動の事実を認めざるを得ない状況であり、混迷を深めていったのです。
小黒さんは、終始冷静に返答し、挑発的な質問や悪意に満ちた検察側の意図をはねのけ、事実を明らかにしてきました。

 まさに、来年に控えている完全無罪判決へ大きく近づいたといえる公判でした。

「えん罪・JR浦和電車区事件」を支援する会・賛同者10万人を達成させよう!
「公正・公平な裁判を求める署名」50万筆を達成させよう!

公正・公平な裁判が行われるように
今後もみなさんのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします

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