反弾圧のたたかい

第22回公判報告
JR総連とJR連合の取り組みの違いが明らかに!

 今回から7名の被告人質問が始まる予定でしたが、木口裁判長が異動し新しい裁判長へ交代することになったため、「公判手続きの更新」という手続きを行いました。
 この「公判手続きの更新」という言葉は聞き慣れないものですが、新しい裁判長に第1回から21回までの公判内容を認識してもらうために行うものです。

 これまで木口裁判長は証人尋問などを直接目の前で見てきましたが、新い裁判長はできあがった公判調書をもとに判断しますので、公判での証人の表情やしぐさなど調書からではつかむことはできません。したがって「公判手続きの更新」というのは、これまでの公判中の証人供述のおさらいをし、検察側と弁護側の意見を新裁判長に伝えるという重要な事柄なのです。
現実的には裁判が長引いてしまうというデメリットもありますが、今後も公正な裁判を求める道と判断して進めています。

 8月27日は、検察側が起訴状の要旨を朗読し、裁判長からは各証人の供述の要旨が述べられました。
その後罪状認否が行われ、7名一人ひとりが証言台に立ち、逮捕されてからの厳しい状況を訴えるとともに「私は強く無罪を主張します。強要などしていません。」とハッキリと力強く主張しました。
次回は、弁護側の意見陳述が行われ、さらに7名の意見陳述も行われます。そして、「公判手続きの更新」が終了すると、いよいよ7名の被告人質問が始まります。
これまで以上の皆さん方のご支援をお願いいたします。

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