新年を迎え あいさつ

平和と民主主義の危機に抗し
         上告審に勝利しよう!

中央執行委員長  千葉 勝也

 組合員の皆さん、ご家族の皆さん。そして日頃、ご指導・ご鞭撻いただいている皆さん。2011年を迎えるにあたり、ひと言ご挨拶申し上げます。
 昨年12月9日、私たちJR東労組の創始者であり、JR東労組運動の指導者であった松崎明さんが突然にお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。生涯を労働運動に捧げ、戦争に反対し平和と民主主義を守るために、地球環境を守るために、常に弱い者の立場に立って指導していただいた松崎明さんの早すぎる死に直面し、驚きと深い悲しみ、そして悔しさがこみ上げてきます。特に、あの国鉄改革に対して「組合員と家族の幸せ」のために、労働組合の立場から苦難な道を切り拓いたたたかいなしに、今日のJRを語ることはできません。常に他者を気遣い、命をかけてたたかい抜かれた松崎明さんの遺志を、しっかりと引き継いでいくことが私たちの任務です。
 昨年7月11日、私たちは初めての組織内候補者「たしろ かおる」を参議院議員として国政に送り出すことができました。短い準備期間、少ない組織人数、それに比して大規模な妨害の嵐、さらに民主党への逆風の中で、見事に国会議員を誕生させた根拠は、まぎれもなくJR総連・JR東労組組織の団結力だと言えます。
 そして、家族やOBの皆さんの助言と行動力、東日本労連の仲間の支援、さらに度重なる熾烈な弾圧に抗してたたかい抜いている私たちに対して、「平和と民主主義の危機」を感じ連帯していただいている多くの皆さんの力が、“勝利”の礎となったことは言うまでもありません。これからは、私たちの声を国政に反映させていくために、参議院議員「たしろ かおる」とともに、心ある議員の皆さんと連携し、取り組んでいきましょう。
 ところで予想したとおり、「たしろ かおる」参議院議員誕生を良しとしない部分からの悪辣な妨害はとどまることを知りません。このような動きや、8年前に権力によって引き起こされた「えん罪・JR浦和電車区事件」と決して無縁ではありません。労働組合の存在そのものを否定し、平和と民主主義を破壊せんとする蠢きを許すことは出来ません。上告審で口頭弁論を開かせ、何としても美世志会のえん罪を晴らすために、さらに組織一丸となってたたかっていきます。
 JRは、今年で25年目に突入します。四半世紀にならんとするJR東日本も、国鉄改革とその精神がいつの間にやら薄れたり、変質させられようとしているのではとの危機感をもちます。いわゆる「ローカルルールの是正」と称して、この間の労使で確認してきたことを無視するだけでなく、社会常識を越えた事象や、一方的・強権的に職場管理を進めようとする姿勢が、特に運車職場を中心に表れてきています。労働組合活動を職場から排除していくための規制を認めることはできません。組織として統一して対処していきます。
 2011年、課題は山積みですが、組織の団結力を基礎に前進していきましょう!

このページの先頭へ [↑]