社会貢献

中国小学校建設運動
大宮地方本部

交流のあゆみ

2000.9 小学校訪問。竣工式。
2001.9 小学校訪問。
2002.9 小学校訪問。
2004.9 小学校訪問。
2004.10 学校関係者、小学校の先生、生徒代表を重慶に招待。重慶観光後、小学校訪問。

 2008年10月23日から27日にかけて、組合員11名で7回目の湖北省巴東県希望小学校との交流を行いました。空路で、成田~上海~武漢、そして陸路で巴県へ移動しました。この街は年々大きく変化し、文化的にも発展してきています。フォークダンス・ジェンカで大きな笑顔の輪をつくりました。今回は練習を重ねた「手品」を披露できませんでしたが、バルーンアトラクションで大いに盛り上がりました。また南京大虐殺記念館を見学し、幸存者から、家族が旧日本軍により殺された体験談を聞くことが出来ました。

黒龍江省孫呉鎮校・交流のあゆみ

2003.3 黒竜江省内の3校を視察。
2004.4 小学校訪問。竣工式。
2005~2010 毎年、年1回 小学校訪問。

 5月26日から30日の5日間で大宮地本の12名で中国黒龍江省にある孫呉県希望小学校と7回目の交流を行いました。事前学習会などをい各自が交流目的、役割を明確して交流にのぞみました。
 飛行機がハルピン空港に到着し、バスや夜行寝台列車を乗り継いで、小学校のある孫呉に5月27日、早朝に到着しました。孫呉県希望小学校は、JR東労組の「平和の架け橋運動」に協力していただいている方々からのカンパによって2004年建設されたものです。小学校に到着したところ、66名の生徒と先生方に出迎えられました。子供達の描いた絵や、踊りや劇を交えた熱い歓迎を受けました。私たちは、ノート・消しゴムなどの文房具や、「松」の苗木を植樹して、交流を深めました。また、バルーンアートや折り紙、サッカーなどで子供たちと短い時間でしたが、しっかり心の交流をしました。また10年前にこの小学校を卒業した卒業生も駆けつけて、全員が交流を続けて良かった、と感じました。
 交流会終了後は、旧日本軍が建設した、勝山要塞跡を踏査しました。資料館にある写真には当時の日本軍により多くの中国人が虐げられたり殺されたりしたところが写されていました。またそこに建てられていた建物などは中国人の強制労働によって建てられました。当時は秘密維持のため建設に携わった労働者は殺されたと、現地ガイドから説明受けました。
 5月29日は、ハルビンに戻り731部隊罪証陳列館を見学しました。戦時中、現地の中国人(マルタと呼ぶ)などに対するあらゆる人体実験(ペスト菌の感染・凍傷実験など)を展示したものがあり、戦争に勝つためには人間は何でも行うものだと知りました。そして731部隊の関係者の戦後は、なんの罪にも問われること無く、各省庁や大学・製薬会社などについたと言われています。中国の地にて旧日本軍の行ってきた戦争加害の歴史を学ぶ一方で、現代中国の文化発展や貧困の格差を目のあたりにして、現実の問題も知るこ とが出来ました。
 戦争によって被害を受けるのはいつの世も弱い者で、2度とおこしてはなりません。そのためにも私たちと同じように、「憲法9条を守り、平和を世界に広める」ために、「たしろ かおる」を国政に送ろう。

子どもたちが、のびのびと成長してくれることを祈って植樹
子どもたちが、のびのびと成長してくれることを祈って植樹
子供たちに大人気のバルーンアトラクション
子供たちに大人気のバルーンアトラクション
旧日本軍が建設した勝山要塞跡を踏査
旧日本軍が建設した勝山要塞跡を踏査
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