国際交流・連帯・平和

12・13南京~平和のための国際交流


 12月12日~15日に本部佐藤副委員長を団長に、各地本、部会協の総勢31名で南京‐平和のための国際交流を開催してきました。
 2010年12月13日で南京大虐殺から73年目を迎えました。当日は、小雨の中でありましたが73回の式典(73周年南京国際和平日集会)に参列し、その後、虐殺紀念館を見学し、日本軍が侵した歴史的事実を自らの目で確認してきました。
 また、式典終了後には張秀紅(チョウシュウコウ)さん(現在84歳、当時11才)から73年前に実際に行われた日本軍の蛮行について証言をいただきました。張さんは「歴史の事実を語るのは、恨むのではなく、教訓としてほしいからです。日中の平和を守ってください」という言葉を我々に託されました。私たちはこの言葉の重みを受け止めると同時に、歴史の真実を多くの仲間に伝えていくことを決意しなければなりません。
 また虐殺紀念館の元副館長である、段月萍(ダンゲッペイ)さんからは、南京事件は虐殺行為であることや、30万人の数字の根拠などについて説明をいただき、日本では真実が歪曲され、歴史が正しく伝えられていないことを実感しました。
 今後も研修で学んだ歴史の真実を伝え、二度と同じ過ちを繰り返さないためにも平和への取り組みを広範に推し進めていくことを参加者全員で確認しました。

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