国際交流・連帯・平和

第16回日韓職種間交流(運輸・車両)
新自由主義と弾圧に抗する闘いで、未来を切り開こう!

 11月6日~9日、第16回日韓職種間交流(運車・車両)に11名で参加しました。金浦空港到着後「11月闘争勝利・要求獲得!公共労働者スト貫徹集会」に本部旗を立てて、隊列に入り、11月闘争継続に支援・連帯しました。
 職種間職場交流では、ソウル地下鉄労組・君子車両基地と全国鉄道労組・龍山整備場を訪問し、共通課題である新型車両の導入による車両検査周期延伸と要員削減、月検査や3K作業、外注化問題等について意見交換しました。両労組は組合員の声・悩みと安全確立を基底に据え、闘いを続けています。
 192名の死者を出した大邱地下鉄放火火災事故の原因究明と責任を回避する政府に抗し、怒りを込めて地下鉄労組と遺族・慰霊碑委員会が建造した、大邱地下鉄放火火災事故追悼慰霊碑を訪問し、御遺族と共に献花・黙祷を捧げました。中では遺族の方が泣き叫びました。献花・黙祷の間、福知山線事故の原因を隠蔽し、責任回避するJR西日本会社に対し、怒りが沸き返りました。「安全確立の取り組みを進めてほしい」という遺族の言葉に、私たちは原因究明・絶対安全の確立を共に誓いました。

火災になった車両
火災になった車両
追悼慰霊碑の前で、真の安全確立を誓う
追悼慰霊碑の前で、真の安全確立を誓う

 11月7日の夕刻、ソウルの労働者大会前夜祭で日韓青年労働者交流の48名と合流し、翌日の大会に数万の労働者とともに参加しました。弾圧・搾取される韓国鉄道労働者は、非正規雇用や外注化、賃金改定に反対し、労働運動への破壊・弾圧に抗し闘いに起ち上がっています。今回の職種間交流を通じ、日韓同様の課題が明確になり、職場から国際連帯をさらに強化し、共に闘っていくことが確認できました。

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