国際交流・連帯・平和

ITFアジア太平洋地域総会に参加!

 6月16日~18日にITF(国際運輸労連)アジア太平洋地域総会がマレーシア・クアラルンプールで開催され、総会には27ヶ国約271名の組合代表、ITF書記局、タイ事務所、東京事務所が参加しました。
 テーマは「強い組合で持続可能な交通運輸を:経済危機下のグローバルな組織化へ」を中心に議論が展開され、来年の大会に向けての提案、動議、選挙が行われました。総会では「気候変動と労働組合活動」のテーマで遠山バス関東議長から、高速道路料金値下げによるCO2排出の増加問題と「足尾ふるさとの森づくり」を紹介し「子供達の未来の為に100年先を見据えた労働運動を展開しよう」と呼びかけました。路面部会ではバス火災事故と会社の営利優先体質との闘いを訴えました。
 「経済危機問題」で松田組織担当部長から非正規労働者の雇用問題を提起し、東労組の契約社員組織化について報告し、鉄道部会では青年労働者の組織強化と平和研修の紹介と組合弾圧にふれて権力と内通する組合の存在を明らかにし、ITFが糾弾の側に立つように呼びかけました。
 動議ではJR総連から「労働組合へのあらゆる弾圧に反対する」が提出されJR総連山田国際部長から動議の内容を報告しました。我々の動議にITFタイ加盟組合協議会も賛同し共同動議として提出してくれました。山田国際部長の一点の曇りもない闘志あふれる発言に会場は静まり大きな拍手が沸き起こりました。今後も国際連帯活動を強化しあらゆる組織破壊攻撃の本質を全世界へ発信していきます。

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